Nikon D3400に35mm単焦点は合う?AF-S DX 35mm f/1.8Gの選び方

「D3400のキットレンズに慣れてきたので、次は単焦点レンズが気になる」。そんな方が候補にしやすいのが、AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gです。

このレンズはD3400でオートフォーカスを使える組み合わせです。日常のスナップや身近なものを撮りながら、背景のぼけ方を試したい方に、追加候補として提案したい1本です。

ただし、35mmなら何でも同じというわけではありません。この記事では正式な製品名を確認しながら、向いている場面と購入前に考えたいことを整理します。実機で撮影したレビューではなく、ニコン公式情報と編集部の選定基準に基づくガイドです。

目次

D3400でAF-S DX 35mm f/1.8Gは使える?

D3400は、Eタイプ・GタイプのAF-Sレンズ、またはAF-Pレンズでオートフォーカスに対応します。今回の「AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G」はGタイプのAF-Sレンズです。出典:D3400で使用できるレンズ/AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gの公式発表。

通販や中古店では、「ニコン 35mm」という短い商品名だけで判断しないことが大切です。商品説明とレンズに記載された正式名称を照合しましょう。とくに、NIKKOR Zシリーズなどマウントが異なる製品と取り違えないようにしてください。D3400はニコンFマウントのカメラです。

35mmだけれど、D3400では52.5mm相当の画角

このレンズをDXフォーマットで使うと、35mm判換算で52.5mm相当の画角になります。焦点距離そのものが変わるのではなく、写る範囲を35mm判のカメラに置き換えて表した数字です。ニコンは標準単焦点レンズとして紹介しています。出典:ニコン公式・製品特長。

編集部としては、「部屋全体を広く写す」よりも、「気になったものを選んで写す」使い方から試してみることをおすすめします。テーブルの小物や散歩中の風景の一部分など、何を主役にするか考える楽しみにつながるからです。

一方、狭い室内で集合写真を撮りたいときには、後ろに下がれる場所が足りないかもしれません。標準という言葉を、どんな場所でも万能という意味で捉えないようにしましょう。

キットレンズとの違いは「ズーム」と「開放F値」

比べること AF-P DX 18-55mm f/3.5-5.6G VR AF-S DX 35mm f/1.8G
焦点距離 18〜55mmで変えられる 35mmに固定
開放F値 f/3.5〜5.6。焦点距離によって変わる f/1.8
構図の調整 立つ位置を変えずに画角を調整しやすい 自分と被写体の距離も考えて調整する
編集部の使い分け案 旅行など、撮るものが次々変わる場面 身近な被写体でぼけや構図を試す場面

ここではD3400の18-55 VRレンズキットに付属したレンズと比較しています。別の18-55mmレンズとは仕様が異なる場合があります。出典:D3400のキット構成/35mm f/1.8Gの公式仕様。使い分けは編集部の提案です。

単焦点を買ったからといって、キットレンズを使わなくなる必要はありません。広く写したい場面ではズームレンズ、背景をぼかす練習には単焦点、と目的に合わせて使い分ける考え方もあります。

背景をぼかしたいときに試す3つのこと

f/1.8まで開けられることは、このレンズを選ぶ理由の一つです。ただし、背景のぼけ方はF値だけで決まりません。まずは動かない小物を被写体にして、次の順番で試してみてください。

  1. AモードでF値を小さくする。D3400のAモードは絞り優先オートです。まずf/1.8付近から試し、写りを確認します。
  2. ピントが合う範囲で被写体に近づく。近づきすぎるとピントが合わないので、少しずつ距離を変えます。
  3. 被写体を背景から離す。壁のすぐ前より、奥行きがある場所のほうが、背景のぼけ方の違いを試しやすくなります。

Aモードの操作はD3400の公式説明書で確認できます。上記は撮り方の提案で、特定の写真の仕上がりを保証する設定ではありません。

被写体の一部分しかくっきり写らなかったら、F値を少し大きくしてみましょう。いつもf/1.8にする必要はありません。「どこまでピントを合わせたいか」を考えて調整するのも、単焦点レンズを楽しむポイントです。

買う前に、キットレンズを35mmにしてみよう

18-55mmなど35mmを含むズームレンズを持っているなら、購入前に35mm付近に合わせ、そのままズームを動かさずに撮ってみるのがおすすめです。

これはf/1.8のぼけ方を再現する方法ではありません。確認できるのは主に、写る範囲と撮影距離です。いつもの部屋や散歩道で、「もう少し広く写したい場面が多いか」「この範囲なら撮りたいものを収められるか」を確かめてみてください。

レンズ選びに迷ったとき、先に自分の撮り方を知ることは、買い物の失敗を減らす助けになります。

中古で購入するときの確認ポイント

  • 正式名称がAF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gであること。
  • カビ・くもり・傷について、写真と説明の両方があること。
  • D3400との組み合わせでAF動作を確認できるか。
  • 前後キャップなどの付属品と、保証・返品条件。

状態が不明なまま安さだけで決めず、気になる点は販売店に確認しましょう。この記事では現在の実売価格や在庫を調査していないため、具体的な相場は記載していません。

よくある質問

35mm f/1.8Gだけで旅行に行ける?

撮りたいものによります。写る範囲を固定して撮影を楽しみたいなら候補になりますが、広い景色や集合写真なども撮りたい場合は、ズームレンズを残しておくと選択肢が増えます。

単焦点を買えば、必ず背景が大きくぼける?

被写体との距離や背景の位置、絞りによって変わります。レンズ交換だけで決まるものではないので、小物などで条件を一つずつ変えて比べてみましょう。

はじめての追加レンズとしておすすめ?

背景のぼけや構図を自分で試したい方には、候補にしてよいと考えます。一方、遠くの被写体を大きく撮りたいなら、まず必要な焦点距離から考えるのがよさそうです。

「いまの写真をどう変えたいか」が見えていると、追加レンズは選びやすくなります。D3400で撮る時間をもっと楽しむために、まずは身近な被写体と35mmの画角を試してみてください。

仕様・出典確認日:2026年10月3日。撮影上の提案とメーカー公称仕様を区別して記載しています。

D3400をもっと楽しむための関連記事

会社概要Realizeのミッションと会社情報 お問い合わせご相談やご依頼はこちらから